序章 フランス講習会開催へ 2006/02/ EU01

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昨年より、阿吽会会員が、阿吽会で阿久澤代表が教えている内容を海外の武術フォーラムに書き込んだ事がきっかけで、海外の武術練習者の間で阿吽会のカリキュラムがちょっとした話題となっていた。そして11月にアメリカで講習会をやって欲しいとの依頼を頂いたが日程の調整が付かず、この依頼は延期せざるを得なかった。 そんな折に、フォーラムの参加者で長年“陳式太極拳の四傑“陳小旺”の元で武術を学んでいるマイク氏が「阿久澤代表の言っていることは武術の根本原理の部分であり、そういう内容を惜しみなく教えている人はなかなかいない。パリでセミナーを行ってはどうか」と、パリ在住で武術を指導しているエドワードに阿久澤代表を紹介した。【マイク氏は欧米では“陳小旺”に認められ、パリでセミナーを行なったことがあるため】エドワードも初めは阿久澤代表や阿吽会の事を知らなかったのだが、ポストされた内容を読みマイクの薦めもあり、「具体的には阿久澤代表の事を知らないが、スタイルや流派の枠に拘らず、武術の基盤、核心的な部分を教えているのなら、講習会を企画をして、ぜひ呼んでみよう」、と言う流れで阿吽会のPARISセミナーを企画・開催することとなり、我々に依頼が届いた。

【ロンドン練習会】 2006/02/07

この伝達される力は何?
パリのセミナーの前にロンドンに立ち寄った。阿吽会の会員で現在ロンドンのビジネススクールに留学中のジェラルドがいるからだ。(ベルギー出身の彼はフランス語も喋れる為、フランス講習会2日目の通訳をしてもらった) ジェラルドの呼びかけで、阿久澤代表に興味を持ち学びたいと思った人たち(マーシャルアーツの経験者・アメリカ軍に所属しアフガニスタンの戦争で指揮官だった人・空手などの有段者など)が集まりロンドンで練習会を行う事となった。

セミナーと違い練習会ということでもあり、普段の阿吽会でのカリキュラムの抜粋的な内容にて行う。 まず基本の動き・身体操作の鍛錬の後に阿久澤代表の武術の解釈の違いと力の生成を体験した。古流有段者の方が、今までこのような力の伝達を感じた事がないと驚きを隠せない表情で話していた。相手との接触訓練を行う時に、体を正すことで相手の力が影響しづらくなるものだが、阿久澤代表の入力を受ける時は、どのようにしても根っこを掘り起こされてしまうような影響を受ける。力がぶつかるといった感触が殆ど感じられないのだ。

短い時間にも関わらず、ロンドンの参加者の方々が一様に、出来るならもっと学びたいと、阿久澤代表の武術を理解し興味をもってくださった。(普段、地味な訓練ですぐに結果が出るわけでもないから・・・)
海外でも解釈が受け入れられる事を実感し、フランスでの講習会にも期待がふくらんだ。

阿久澤代表の力の生成。一般的な合気あげのような形を取っているが、これは力の伝達により、相手との繋がっている部位を通じて相手のコネクション及び身体の中心をコントロールする方法、解釈が基に行なっている1つのデモンストレーション。

※相手の方が阿久澤代表の指一本を持っても、手をつかむのと同様に力が伝達されます。この場合は例として手を持っていますが、通常のこのような力の伝達を武術の“身体使い”の中で運用できるよう訓練していきます。