2020.4.11〜4.15 秩父合宿のご案内

2020.4.11〜15に、埼玉県秩父市で阿吽会に海外の生徒達との交流を兼ねた合同合宿セミナーが開催されます。

海外の様々な国の方達との交流が目的のため、今回は会員以外の方でも、これまで阿吽会のセミナーに参加された事があれば募集の対象となっていますので、ご興味のある方は、是非ふるってご参加ください。

尚、全日程参加できない場合でも調整可能ですので、その旨お問い合わせください。

お問い合わせ先は、フライヤーにあるInfoのメールアドレスまで。

日程が近くになったら、詳細をHP上で改めてご案内する予定ですが、人数に限りがありますので、ご都合つく方は早めのご連絡をお願い致します。

皆様のご参加を心よりお待ちしています。

2019年4月 フランスセミナー

2019年4月11日〜23日にかけて、前半は黒帯とリピーターを対象にした集中セミナー、後半は一般の参加者も含めたオープンセミナーをリヨンとパリにて開催致しました。

リヨン 〜集中セミナー〜


長年修練してきたフィリップとアントニオが黒帯に昇格しました!おめでとうございます!㊗️

パリ 〜オープンセミナー〜


2019年3月21日東京オープンセミナーレポート

打撃セミナー2019.3.21

この日は春一番の吹く良く晴れた日で、関東で桜の開花宣言もされた、まさに春分の日にふさわしい日和でした。

打撃セミナー前半のステップで行われたのは、力の伝達の仕方です。
どのようにして力を出し、最終地点のヒットする部位にあたる拳にそれを伝えていくか。
地面からの力を拳まで伝えるプロセスの一歩として、先生から「足→腰→背中→肩→肘→拳」と身体を分解し連鎖させて動いていく説明を受け、その後に対人でペアになってその動きを試していきました。

一般的な足腰の力というのは、足で地面を蹴ったり腰を切っていく力を使うものですが、ここでは、地面からの力をもらい、「背中を使う」事や「足の力をどこで変換していくか」を認識していきます。

実際に体験してみて、身体の連鎖が上手くいって出た時の突きは、相手の身体の中に浸透しやすかったと感じます。

そして、ここでの要求を実現していくための鍛錬として、先生から散打の選手時代やっていたという鍛錬法を2つ紹介され、それをやる上でのポイントもご教示していただきました。

後半は打撃力を対人によって学びました。
前半にやった身体の連結で背中を使った動きに加え、丹田を回すように身体内部からの回転を利用した打撃の説明もありましたが、この身体の内部の回転の動きは、当会の鍛錬法が活きてくるものと実感できるものでもあり、このように鍛錬と動きがリンクしてくると更に普段の稽古に面白さが増してきます。

そして、この回転を利用した突きでは、特に連打の際、通常の動きに比べスピードが増している方が多く見受けられました。

今回、セミナーで行われた動きに初めて触れ、動きに慣れていない参加者の中には、先生が打つ時の身体を触らせてもらい、感触を確かめながら試したりして、楽しみながら熱心に取り組んでおられました。

そして最後に先生から、今回のセミナーでやった事を習得するにあたり、身体を連結させるための補助運動としての脊椎と骨盤を使って歩くやり方も紹介していただき、前半の鍛錬法の公開と併せてお土産をいただいた気分です🤗

今回も盛りだくさんで、あっという間に過ぎた3時間のセミナー。
今回の打撃を上達させるプロセスの中で、身体全体を使う事、稽古をやる上でより認識を深めていく事が大切なのだと実感します。

参加者の所に満遍なく回って御指導下さった先生、参加された皆様、今回もお疲れ様でした。
そして楽しい時間を皆様と共有できた事に感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。

2019年3月21日東京オープンセミナー案内

概要

競技格闘技に対応した打撃術を公開致します。

今回は身体の内部動作を取り入れた武術的要素を含む内容になり、会場のスペースの都合上、限定15名様までとさせていただきます。

武道武術、格闘技の経験1年以上の方を対象にした内容となります。

  • 日程:2019年3月21日(祝・木曜)
  • 場所:上鷺宮第2アパート集会室アクセス情報)
    住所:〒165-0031 東京都中野区上鷺宮4丁目
  • 時間:13時00分~16時00分
  • 費用:8000円
  • お問合せ&申込み:問い合わせフォームにて受付。
    ※会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

その他

  • 参加資格:18歳以上の健康な男女。
  • 服装&持物:動きやすい服装(金具のついていないもの)、室内履き、飲み物、タオル等

懇親会

セミナー後は居酒屋での皆様との交流を兼ねた食事会を予定しています。(費用3000円程度を予定)
ご都合のつく方は是非奮ってご参加下さい。
※出欠はセミナー途中の休憩時間までに人数確認をさせていただきますので、ご協力の程、どうぞ宜しくお願い致します。

〈2018年概況〉

平成最後となりました

2018年12月8(土)、通常稽古の後に平成最後の忘年会と昇段審査が行われ、Gernot が錬士に、香港在住のXavierが教士になりました。🎉

宴会では毎度の武術談義の盛り上がりだけでなく、長野からお越しいただいた後藤さんのマジカルヒーリンググッズ?による盛り上がりもあり、楽しいひと時を過ごす事ができました。

今年は阿吽会創立15周年記念の年でもあり、パリでの演武会や、渡辺範士の海外移住、格闘家の中井先生とのコラボセミナー、会員の大会出場等、普段以上にイベントが多い年になったように思います。
これも様々な御縁のもと。来年も良き御縁に恵まれ、充実した一年となりますように。
この一年、阿吽会に関わってくださった皆様、ありがとうございました。

 

雑誌に掲載されました

※武術雑誌、月刊「秘伝」12月号にて

今年8月に開催された伝説の格闘家、中井先生とのコラボセミナーの様子が掲載されました。

 

※フランスの武術雑誌「YASHIMA」にて

阿久澤先生が紹介されました。

 

2018年10月 フランスセミナー

2018年10月に下記の日程で阿久澤先生がセミナーを行いました。

参加されたフランスのインストラクター Kiaz のご厚意により、写真を提供していただきましたので、以下に掲載いたします。
Merci beaucoup😊

10/20,21 黒帯セミナー

10/22〜25 集中セミナー

10/27,28 オープンセミナー

2018年9月17日東京オープンセミナーレポート

2018年9月17日の祝日に東京でのオープンセミナーが開催されました。

秋だというのに、夏のような暑い日となりましたが、初参加の中には長野から来てくださった方もいらっしゃいました。

さて、武術ではよく「力を抜く」という事が言われますが、それはどういった事なのか。

力にも部位があり、姿勢や形が変われば使う箇所が違ってくる。といった事を理解するための一例として、腕を使ってのメソッドから始まりました。

その腕のメソッドの中では、相手に自分の腕にぶら下ってもらい、引き上げてみる。といった事も行い、この時の身体操作をそのまま突きでも同じように使えるという事で、先生が一部の参加者にミットを持たせ、軽く打って見せてくれました。

ミットを受けた参加者は、先生の腕の重さと身体の中を突き抜けていくような感じの突きに驚き、感銘を受けていました。

そして、始めは腕の力を使っていたものを次のステップでは腕の力を抜いていきながら、相手の力を体幹部で受けていく事を実験的に行いました。

この時に、力を抜くという事の意味の一つには、使いたい所を使う為の力抜きというのがあり、また単に力を抜くだけではダメで、抜くためにはそれを可能にする姿勢や位置があるのだと実感します。

続いてのステップでは、横から、前からと腰を押してもらい、押された所を戻すようにして相手に力を返していきます。

ここでは、自分が普段思っていた骨盤周りの使い方が違っていたので再認識仕直す事ができ、大きな収穫でした。

これらのメソッドの後、今度は腕を接点にした形で、互いに少し自由に相手を押したりしていく状態から、腕の力に頼らずこれまでやった事を意識しながら相手に返す体験をしていただきました。

セミナーは外部の方と手を合わせられる良い機会でもあります。
同じ「押す」のでも人によって押し方が違っていたり、押してくる部位が違っていたりするので、普段教えていただいている内容でも再認識する事や、違った場合のポイントを先生から指摘してもらえたりして、会員にとっても楽しく有意義な内容になります。

今回のセミナーでも、「ディープながら面白い」と感想をいただいたり、「先生のYouTube なんかで観る動画は迫力があるけど、あの動きはこういった身体操作があってのもので、それをセミナーで教えてもらえるので毎回参加している」といった意見もありました。

セミナー後は行きつけのお店で打ち上げ。
お酒も食事も美味しく、個性豊かな人達との楽しい懇親会になりました。

先生、参加者の皆様、どうもありがとうございました。